2013/06/20 11:22
この荒々しい珊瑚石灰岩の野積みの石垣は、具志川城跡です。
沖縄県の久米島に伝わる伝説では、この城は久米島の具志川城主「真金声(まかねくい)」按司が「伊敷索(いしきなわ)」按司の二男「真仁古樽(まにくたる)」に攻められて落城し、島を脱出して沖縄本島に逃れて故郷と同じ名の、この具志川城を築いたと言われているそうです。
2013/06/20 11:32
「きゃんみさき」と読みます。美しい岬ですが、沖縄戦で追い詰められた人々が、自決するために見投げをした悲しい場所でもあります。喜屋武岬で自決した人々の鎮魂の為にこの平和の塔が建てられています。喜屋武岬はとても美しい岬ですが、自決された人々は最後にこの景色を見て、何を想ったのでしょうか。
2013/06/20 11:47
この琉球ガラス村では、琉球ガラスの工房見学や作成体験ができます。もちろん琉球ガラスの購入もできるので、お土産にはもってこいです。琉球ガラスとは、戦後の資源難の時代に、アメリカ軍基地で捨てられたコーラやビールの空き瓶を溶かして再生させていたものですが、もはや美術工芸品の域に達しています。
2013/06/20 12:09
土佐藩出身の「ジョン万次郎」がアメリカから帰国したときに、最初に上陸したことから、ジョン万ビーチとも呼ばれます。白い砂浜が続き、干潮時には巨大な珊瑚礁が姿を表すので、シュノーケリングやダイビングに最適です。
2013/06/20 12:24
太平洋戦争最後の激戦地となった沖縄では、軍人と民間人合わせて24万人もの尊い命が失われました。犠牲者の魂を悼み、この様な悲惨な戦争を二度と繰り返さぬようにとの想いから、この公園は作られました。公園内にある平和の礎には、戦没者の方々のお名前が刻まれています。そのお名前を見ていると、改めて戦争というものがどういうものかを思い知らされます。
2013/06/20 13:14
奥武島は漁業が盛んな島で、橋を渡ってすぐのところにある、「みなと」さんで売っている、魚介類を使った天ぷらは絶品です。今日は、もずくの天ぷらと、グルクンの天ぷらを頂きました。
2013/06/20 13:49
ニライ橋・カナイ橋を渡った先にあるこのカフェくるくまでは、この絶景とともに、アジアンハーブをふんだんに使った料理を頂くことができます。
2013/06/20 14:14
丘の上から海まで一気に下るようなこの橋は、ニライ橋・カナイ橋です。この橋を渡ると、まるで空を飛んでいるような気分になります。
2013/06/20 14:49
「せーふぁーうたき」と読みます。ウタキとは、南西諸島に広く分布している聖地のことです。
この斎場ウタキは、琉球王朝で最も重要だったウタキの一つで、「聞得大君(きこえおおきみ)」と呼ばれる、琉球における信仰の最高位の神女の就任の儀式が行われた場所だそうです。この聞得大君には代々琉球王朝の王族の女性が任命されていたそうで、同じく天皇家の女性から任命されていた伊勢神宮の斎宮と共通点があります。最も男性(兄・弟)が政治を司り、女性(姉・妹)が祭祀を司るということは、「ヒメ・ヒコ制」と呼ばれ、古代日本ではよく見られた体制であったようです。