2018/07/01 17:43
1200年前、征夷大将軍の坂上田村麻呂が、戦勝を記念して毘沙門天をまつった岩窟。元々住んでいて領民を苦しめていた悪路王を、田村麻呂が退治したという伝説もあります。
2018/07/01 17:58
そびえ立つ大きな大きな石には、恐ろしい伝説が!?昔、この地を治めていた悪路王と呼ばれる男が、美しい娘がいると聞けばさらってきたそう。娘たちのなかにはそこから逃げる者もいましたが、悪路王は見せしめとして娘の首を切り落とし、近くの太田川に捨てたため、下流にあった大きな石に髪の毛が絡まり、まるで“かつら”のようだからと「髢石(かつらいし)」と呼ばれるようになったといいます。また、逃げた娘たちを捕まえるために悪路王が潜んでいたのが「姫待の滝」だったと伝わっています。